発達障害のあるお子さんで、1対1対応で数をかぞえらえられないお子さんがいます。
「1から10までかぞえてごらん」と言えば、「1、2、3、・・・10!」とすらすら数唱できるのに、
りんごが5個ある絵を見せて「りんごは何個あるかな?」と聞くと、かぞえる指と「1、2、3・・・」というカウントがバラバラになってしまい、正確にかぞえられないのです。
こういうお子さんの場合は1から10まで言えたとしても、それはただ単に歌をうたっているのと同じことになってしまいます。
- 既にかぞえている物を、また数えてしまう。
- まだかぞえていない物を、飛ばしてしまう。
- ぜんぶでいくつ?という総数が答えられない。
こうした困難さがみられる場合、1対1対応で数をかぞえる学習を丁寧に教えてあげる必要があります。
- 大人が1対1対応で数える姿を見せてあげる。
- 大人と一緒に1対1対応でかぞえる。
- 子どもが1人で1対1対応でかぞえる。
このステップを、少ない数字で順番に取り組んでいきます。最初は1から3までかぞえる練習。それができたら、3から5まで数える練習。最後に6から10まで数える練習。
このように、少しずつ・少しずつ数を増やしていきます。
焦らずに、スモールステップで課題を刻み、着実に理解できるようにしていきましょう。
今回は「10までの数を、1対1対応でかぞえる」学習プリントを作成しました。絵を見て、絵の数だけ〇に色をぬり、数字に〇をしましょう。
【1対1対応】10までの数 学習プリント 1
【1対1対応】10までの数 学習プリント 1
【1対1対応】10までの数 学習プリント 2
【1対1対応】10までの数 学習プリント 2
【1対1対応】10までの数 学習プリント 3
【1対1対応】10までの数 学習プリント 3
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【1対1対応】10までの数 学習プリント 4から6まで
発達障害のある子の中には、1対1対応で数をかぞえられない子がいます。
前回の「【1対1対応】10までの数 学習プリント 1から3まで」では、少ない数字の1から3までを対象に、絵を見て、絵の数だけ〇に色をぬり、数字に〇をする学習プリントを提