発達障害のある子の中には、1対1対応で数をかぞえられない子がいます。
前回の「【1対1対応】10までの数 学習プリント 4から6まで」では、4から6までの数を対象に、絵を見て、絵の数だけ〇に色をぬり、数字に〇をする学習プリントを提供しました。
スモールステップで課題を設定していますので、まだ読んでいない方は「【1対1対応】10までの数 学習プリント 4から6まで」を読んで、お子様の実態に合わせてご活用ください。
今回は、7から10までを1対1対応でかぞえる学習プリントです。数が大きくなるほど、かぞえている指と「1、2、3・・・」というカウントがずれてしまいがちで、子どもにとって難しいものです。
ですので、この学習プリントに取り組むお子様が、ここまでこれたことをまずは褒めてあげてくださいね。前回もお話したように、
- 大人が1対1対応でかぞえる姿をたくさん見せてあげる
- 大人と一緒に、1対1対応でかぞえる練習をする
- 子どもが自分で1対1対応でかぞえる(1から3のように少ない数から。徐々に数を増やす)
このスモールステップで課題を刻み、ひとつひとつクリアしていくことが大切です。遠回りのようで、その方が結果的に早く習得することにもつながります。
あなたの目の前のお子さんの「この子のため」の学習の手助けになりましたら幸いです。
こちらのページから学習プリントのダウンロード・印刷ができます。
【1対1対応】10までの数 学習プリント 7
【1対1対応】10までの数 学習プリント 7
【1対1対応】10までの数 学習プリント 8
【1対1対応】10までの数 学習プリント 8
【1対1対応】10までの数 学習プリント 9
【1対1対応】10までの数 学習プリント9
【1対1対応】10までの数 学習プリント 10
【1対1対応】10までの数 学習プリント 10
1対1対応で数をかぞえることが十分に定着したら、2つの絵を見比べてどちらが多いか?を答える学習へと進むことができます。
逆に、しっかりと1対1対応で数をかぞえることができるようになるまでは、今回の学習プリントの他にも具体物を利用する等、いろいろな支援策で工夫をしてみてくださいね。
焦らずに、一つひとつ課題をクリアしていきましょう。
お子様がしっかりと1対1対応で数をかぞえることができるようになったら、次の学習プリントへとお進みください。
次の学習プリント>>>>「どちらがおおい?【10までの数】学習プリント 1」