そろばんは発達障害の子におすすめ?向き不向きと教室選びのポイント!

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  • 発達特性のあるうちの子に、そろばんって合うかな?
  • 数字が好きだから、そろばんを習わせてあげたいけど教室選びのポイントはある?


ADHDの集中の波、自閉症スペクトラムのこだわりや見通しの苦手さ、LDの読み書きのつまずき…。

特性があるからこそ、習いごと選びでは不安も大きくなりますよね。

そろばんは「向いている子には大きな力になる」一方で、「つまずきやすいポイント」もあります。

右脳・左脳への刺激や前頭前野の働きとも深く関係していて、特性によって相性が変わる学習です。

この記事では、そろばんについてご家庭が迷うポイントをわかりやすく整理して、あなたのお子さんに本当に合うそろばん教室の選び方を解説します。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

気になるところだけ、拾い読みでも大丈夫です。

あなたの判断材料になる情報をギュギュっと、まとめています!

この記事でわかること
  • そろばんが発達障害の子におすすめの理由
  • ADHD、ASD、LDそれぞれの向き・不向き
  • 発達特性のある子に合う教室選びのポイント

そろばんは発達障害の子におすすめな理由

理由① 右脳がぐんぐん育つ

そろばんは、頭の中でたまをイメージして動かすので、
右脳(想像・ひらめき・空間をつかむ力)がよくはたらきます。

ADHD・ASD・LDなど、言語よりもイメージのほうが得意な子にとって、
「わかりやすい」学び方になることがあります。

とくにフラッシュ暗算は右脳の働きを強く使うため、「暗算だけ急に得意になる」子もいるほどです。

理由② 左脳もしっかり使う

そろばんは、計算のルールや手順をまもるので、左脳(ことば・順番・考える力)もいっしょにきたえられます。

右脳(イメージ)+左脳(論理)の両方を同時に使うため、脳のバランスを整えるトレーニングにもなります。

右脳と左脳のバランスが取れていくにしたがって、理性のコントロールが働き、子どもはみるみる落ち着いてきます。

また勉強もどんどん頭に入ります。

これこそが、そろばんが発達障害に良いと言われる一番の大きなポイントです。

理由③ 前頭前野が強くなる

前頭前野は 集中・がまん・覚える力 をつかさどる部分。

そろばんは指を使って計算するから、この部分がしっかり育ちます。

研究では、そろばんを継続した子は 注意力・作業記憶(ワーキングメモリ)が改善する という結果もあります。

このように、そろばんは

右脳(イメージ) × 左脳(論理) × 前頭前野(集中・記憶)


この3つを同時に・バランスよく使う珍しい習いごとです。

だからこそ、発達障害の子にとって「特性に合えば大きく伸びる」という大きな魅力があります。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

発達障害の子にとって、そろばんはとてもいい習い事の1つです。

そろばんに気が付いたあなた、本当に素晴らしい選択をしているよ!

そんな「発達障害の子に良い」と言われるそろばんですが、一方で、実は「誰にでも合う万能ツール」とも言い切れない面も。


その理由は、お子さんそれぞれの 脳の特性(右脳・左脳・前頭前野の働き方) によって、得意になる部分と苦手になりやすい部分が大きく変わるためです。

たとえば、

  • イメージで珠を動かす右脳的な処理が得意な子は、暗算がとても伸びる
  • ワーキングメモリ(前頭前野)に弱さがある子は、手順が多い計算が苦手
  • 刺激に弱いASDタイプの子は、同じリズムの繰り返しが落ち着く場合もあれば、逆に環境が合わない場合もある
たかちゃん先生
たかちゃん先生

発達障害とひとくちに言っても、特性によって結果はこんなにバラバラです。

つまり、
「発達障害だから向く・向かない」ではなく、
その子の特性と、そろばんの学習が合うかどうかが本質。

そこでそれぞれの特性別に、そろばんの向き・不向きはどうなのかを見ていきましょう。

ADHD・ASD・LDのタイプ別|そろばんの向き・不向きは?

ADHD(注意欠如・多動症)タイプ

ADHDはそろばんに向いている?

ADHDタイプの子の中には、

  • 頭の中で映像を思い浮かべる力
  • 直感的に処理する力


が強い子が多くいます。

そろばんの暗算は、まさに「珠を脳内でイメージして動かす」右脳的な計算方法のため、このタイプの子はハマると一気に伸びることがあります。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

フラッシュ暗算の高速処理が得意になるのも、このタイプの子です。

そろばんが向いているADHDの子のタイプ

そろばんが向いているADHDの子のタイプは、以下のとおりです。

  • 映像的に考えるのが得意
  • スピード感が好き
  • 指を動かすと集中できる
  • 音やリズムがあると落ち着く
  • コツコツより「一気に伸びるタイプ」

そろばんが向かないADHDの子のタイプ

一方で、そろばんが難しいADHDの子のタイプは、以下のとおりです。

  • 同じ問題を繰り返す練習が苦手
  • 座っていられないほど多動が多い
  • ケアレスミスが多い
  • 計算途中で注意がそれて、手順をとばす
  • ワーキングメモリ(前頭前野)に負荷が大きい

そろばんは正確さの積み重ねが必要なため、注意の波が大きいADHDタイプにはつまずきが出やすい部分です。

なので、対策として

  • 短時間で区切ってやる
  • できたらすぐ褒める
  • チェックが丁寧
  • レベルが上がる感じを見える化する

このような点をサポートできるそろばん教室であれば、ADHDの子でもしっかり続けやすくなります。

ASD(自閉症スペクトラム症)タイプ

ASDはそろばんに向いている?

ASD(自閉症スペクトラム)の子は、そろばんと相性が良いケースがとても多いです。

そろばんは「問題 → 手順 → 解答」という流れが毎回ほぼ同じで、視覚的な構造がはっきりしています。

この規則性のある学習は、ASDの子が安心して取り組みやすい特徴とよく重なります。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

コツコツ積み上げる作業が得意な子は、級が上がるステップも理解しやすく、自信につながりやすいでしょう。

そろばんが向いているASDの子のタイプ

そろばんが向いているASDの子のタイプは、以下のとおりです。

  • 決まった手順・ルールがある方が安心する
  • 同じ作業を繰り返すのが苦にならない
  • 視覚的に理解するのが得意
  • 静かな環境なら集中しやすい

そろばんが向かないASDの子のタイプ

一方で、そろばんが難しいASDの子のタイプは以下のとおりです。

  • 感覚過敏で「音」や「人の気配」が大きなストレスになる
  • 抽象的なイメージ操作(頭の中でそろばんを動かす)が極端にニガテ
  • 変化や新しいステップに不安が強い

感覚過敏がある子は、教室のそろばんの音や他の子の動きがストレスになることがあります。

また、注意したいのがイメージ暗算への移行です。

実際のそろばんを使う段階では順調でも、「頭の中で珠を動かす」という抽象度の高い作業になると、ぐっと難易度が上がります。

そこで分からなくなって、そろばんがイヤになる子もいます。

なので、対策として

  • まわりの「音」や「にぎやかさ」が少ない少人数クラスにする
  • むりに暗算に進めない
  • やることの順番を見える化する

このような点をサポートできる、そろばん教室を選ぶとASDの子でも安心して取り組めます。

LD(学習障害)タイプ

LD(学習障害)はそろばんに向いている?

LDタイプの子は、


「数字がよくわからない」「計算のやり方をおぼえるのが苦手」
「字を書くのがゆっくり」「書く量が多いとしんどい」


ということがあります。

でも、そろばんは 数字が「たま」で見えるから分かりやすい 勉強なので、むずかしい説明より、
見て動かしたほうがわかる子にはぴったりです。

また、そろばんは 書く量が圧倒的に少ないため、「書くのが大変…」というストレスがありません。

字を書くのが苦手なお子さんでも、「そろばんだけは得意!」と自信がつくケースも多い です。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

実際、LDタイプでも、そろばん名人になる子もいますよ。

そろばんが向いているLDの子のタイプ

そろばんが向いているLDの子のタイプは、以下のとおりです。

  • 目で見て学ぶほうがわかる
  • 手を動かすのが好き
  • ゆっくりでもがんばれる
  • 静かな環境のほうが安心する

そろばんが向いていないLDの子のタイプ

  • 数字を見るだけでイヤになってしまう
  • 覚えることが多いと頭がいっぱいになってしまう

LDの子の中には、数字を見るだけで「むずかしそう…」と感じる子もいます。

算数のページを開くと気持ちがズーンと重たくなってしまうんですよね。

また、やり方やルールがたくさんあると、一度におぼえきれず、

「どれからやればいいの?」「さっきのやり方忘れちゃった…」

と自信をなくしてしまう子もいます。

なので、対策として

  • そろばんの珠で考える
  • やる時間を短くする
  • 最初は1問だけでもOK
  • 絵カードで手順を見える化する

このような点をサポートできる、そろばん教室を選ぶとLDの子でも自信をもって取り組めます。

発達障害の子がそろばんを始めるときの教室選び5つのポイント

そろばんは、発達障害の子にとって「ハマればすごく力になる学び」ですが、教室選びを間違えると、最初の1ヶ月でつまずいてしまうこともあります。

だからこそ、お子さんが安心して学べる環境かどうかが、とても大切です。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

そろばん教室選びで、失敗しないためのポイントを5つまとめてみました。

発達障害の子のそろばん教室選び5つのポイント
  • 発達障害への理解がある先生がいる
  • 少人数・個別指導クラスがある
  • 指導のスピードを子どもに合わせられる
  • 暗算への移行段階でムリをさせない
  • 金額・振替などムリなく続けられる

① 発達障害への理解がある先生がいる

発達障害の子は、体調や気分の波がよくあるので「今日は集中できない日」「急に気持ちが切れる日」がありますよね。

そんなときに、
「なんでできないの?」ではなく、「今日はゆっくりにしようか」と言ってくれる先生だと、子どもは安心して続けられます。

たとえるなら、

その子に合う靴をえらんでくれる店員さん みたいなもの。

サイズが合わない靴をムリに履かせないのと同じで、その子に「ちょうどいい教え方」をしてくれる先生が一番です。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

先生との相性は、1番重要なポイントです。

② 少人数・個別指導クラスがある

たくさん人がいる場所だと、音や人の気配が気になって集中できない子もいますよね。

少人数やマンツーマンの時間がある教室だと、先生の目が行き届くし、お子さんも安心します。

今はオンラインそろばん教室もあるので、マンツーマン指導をしてくれるところがあります。

近所に少人数クラスのそろばん教室がなくても、安心できる自宅で学べるので、オンラインそろばん教室は近年とても人気があるので、おすすめです。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

私の支援学級にいた子でも、計算力が高かった子はマンツーマンでそろばんを習っていました。

いまはネットでオンライン教室があるので、とてもいい選択肢が増えたなと思います。

③ 指導のスピードを子どもに合わせられる

先ほどの「少人数・個別指導クラスがある」というポイントとつながりますが、

指導のスピードを子どもに合わせられる教室の方が、お子さんは落ち着いて学べます。

発達障害の子は、
「得意なところはすごく速いのに、苦手なところでピタッと止まる」
ということがあるので、

そんなとき、
急かさずゆっくり待ってくれる教室なら、子どもは安心して学ぶことができます。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

集団クラスだとお子さんのペースに合わせることは難しいので、少人数・個別指導がおすすめです。

④ 暗算への移行段階でムリをさせない

そろばんは進むと「頭の中で計算するイメージ暗算」に入ります。
でも、発達障害の子にはこのイメージがとても難しい場合があります。

「無理に暗算に進めない」教室のほうが続きます。

そろばんをずっと使っていても大丈夫。
実際、そろばんを使い続けたことで成績がグッと伸びた子も多いです。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

そろばんがあれば計算できる、という自信は子どもにとって大きいです。

暗算が目的ではないので、ムリする必要はありません。

⑤ 金額・振替などムリなく続けられる

発達障害の子は、体調の波や気持ちのゆれが出やすいです。
急に「今日はそろばんができない」なんて日もあります。

だからこそ、

  • 振替ができる
  • 回数を選べる
  • 月謝が高すぎない

こうした「続けやすさ」がとても大事です。

たとえると、
マラソンの練習って、毎日全力ダッシュしたら逆にバテて続かないですよね。

でも、
自分のペースでゆっくり走る日があっても、積み重ねれば体力はちゃんとついていく。

そろばんも同じで、
ムリのないペースで続けられる教室のほうが、結果的には一番伸びます。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

親も子もムリをしない教室がいちばん!

発達障害の子におすすめの「オンラインそろばん教室」

発達障害の子にオンラインそろばん教室がおすすめの理由

発達障害の子のそろばん教室選び5つのポイントをすべてクリアしているのが、「オンラインそろばん教室」です。

オンラインそろばん教室がおすすめな理由
  • 自宅で安心して受けられて、刺激が少なく集中しやすい
  • 個別ペースで学べるので、理解しづらい部分も繰り返し練習できる
  • 体調や気分の波があっても、振替できるから続けやすい

通塾スタイルのそろばん教室だと教室までの移動だけで疲れてしまったり、教室の音・人・においなど、刺激が多くて集中しにくいことがあります。

発達特性のある子は、こうした「環境のちょっとした変化」が負担になりやすいんですよね。

でもオンラインなら、
いつもの家でリラックスしたまま参加できるので、刺激が少なくて落ち着きやすいです。

また、通塾では、どうしても先生がクラス全体のペースで進めます。
ADHDの子だと集中の波が合わなかったり、ASDの子は急な指示変更が不安になったり…。
LDの子は書くスピードが間に合わず、置いていかれやすいことも。

でもオンラインなら、
個別指導ができるので、子どものペースに合わせて進められるので、「わからないまま次に行ってしまう」ということがありません。

もちろん通塾スタイルが合う子もいますが、

「環境の刺激が苦手」「ペースが合わない」「疲れやすい」「気分の波がある」
こんなお子さんには、オンラインのほうが圧倒的にストレスが少なく、力を伸ばしやすいです。


オンラインなら、振替が柔軟で、短時間だけの参加もOKという教室も多いのもメリット。

「今日は気分がのらなかった…」といった理由でも振替OKなので、本当に助かりますよ。

じゃあ、オンラインのそろばん教室ならどこでもいいの?

たかちゃん先生
たかちゃん先生

オンラインそろばん教室なら、どこでもいいわけではありません。

私が自信をもっておすすめするオンラインそろばん教室を紹介しますね。

おすすめ教室① よみかきそろばんくらぶ

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よみかきそろばんくらぶ

  • 育児経験豊富な温かい全員女性の講師
  • 「そろばん」だけでなく「よみかき」も習える
  • 少人数・担任制だからぐんぐん伸びる
  • 一人ひとりに合った個別指導あり
  • 気分がのらなかった等の理由でも振替OK
対象年齢3歳以上~
レッスン形態オンライン指導(リアルタイム)
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料金/月
(税込み)
・グループ個別(定員4名):4,400円
・セミ個別(定員2名):8,800円
・完全個別(定員1名):18,700円
入会金11,000円
※早割り適用で6,600円
※早割り+家族割で1,100円
その他の費用・月事務費:1,100円
・協会費:2,200円(年間)
・教材・システム費:4,400円(年間)
・年間12回受検できる検定セット :3,960円(年間)
授業回数指導枠月3回+特訓枠月2回+検定枠月1回
※指導枠:インプット学習
※特訓・検定枠:アウトプット学習
授業時間・幼児クラス:40分/回
・小中クラス:50分/回
・一般クラス:50分/回
授業枠平日から土日の朝6:50から20:35開始の授業を選択可能
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たかちゃん先生
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おすすめ② いしど式オンライン

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たかちゃん先生
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まとめ|そろばんは、発達障害の子の「強い味方」になりうる習い事

以上、発達障害の子の習い事としての「そろばん」について詳しく解説してきました。

発達障害の子どもは特性によって向き不向きがあるので、「そろばんが、うちの子に合っているかどうか」「うちの子に合うそろばん教室かどうか」を見極めるのが、とっても大切。


ピッタリ合えば、お子さんの力がぐんぐん伸びて、自信にもつながる強い味方になりますよ。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

私の知っている実例は、小2から支援学級にきて、小5で通常級に戻ったお子さんは、習い事にマンツーマンのそろばんをやっていました。

右脳・左脳・前頭前野に働きかけるそろばんって、なかなかスゴイと思います。

発達特性のある子の習い事って、本当にいろいろ迷いますよね。
「うちの子に合うかな…ちゃんと続けられるかな…」って、すごく悩むもの。

でも、オンラインそろばんのマンツーマン指導は、そういう不安をふわっと軽くしてくれるんです。


自宅で落ち着いて受けられるし、先生がその子のペースに合わせてくれるから、無理なく「できた!」の経験を積ませてあげられます。

しかも、無料体験があるから気負わず試せるのがすごく助かります。
たった一度受けてみるだけでも、「あ、これならうちの子いけそう!」って、意外な手応えがわかったりします。

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