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食事への興味や感謝をもてる子どもになってほしい。あなたも食育に興味があるなら、まずは絵本の読み聞かせがおすすめです。
そこで、今回はこれまでに1000冊以上の絵本を読み聞かせをしてきた絵本好きの 私たかちゃん先生が、食育に役立つ絵本のおすすめをご紹介します♪
息子が生後2か月のときから読んできた絵本の数は、累計1200冊です。教員時代を含めると、3000冊以上は読んでいます^^
年代別にわけて、発達段階に応じた絵本を紹介していきますので、ぜひあなたの目の前のお子さんに読み聞かせしてあげてくださいね♪
食育におすすめ絵本 1歳
おいしいな うれしいな /とくながまり・みやざわはるこ作
スプーンでごはんを食べたり、コップで牛乳を飲んだり…1歳をすぎると自分でできることが増えますよね。
食べることって楽しい。みんなで食べることってうれしい。そんな温かい気持ちを育んでくれる絵本です。
自分で食べられるようになってくる1歳の子への読み聞かせにピッタリの絵本ですよ♪
食育におすすめ絵本 2歳
くだもの /平山和子 作
まるで本物のくだもの?と思うくらい、平山和子さんのイラストがとってもきれいな1冊。「さあ どうぞ。」とさしだされると、思わず手を伸ばしたくなってしまいそうです。
すいか、もも、ぶどう、りんごなど、子どもがよく知っているくだものがたくさん出てきます。
息子が2歳のころ、この本を読み終わったあとに本物のバナナを差し出したら、目をキラキラ輝かせて自分でバナナの皮をむいて食べていました。(懐かしい…♪)
食育におすすめ絵本 3歳
おにぎり /平山 英三 作 平山和子 絵
先ほど紹介した「くだもの」の作者、平山和子さんと、ご主人の平山英三さんのご夫婦が描かれた絵本です。イラストが写真のようにきれいで、平山さんの絵は個人的に大好きですね。
あつあつごはんを、ぎゅっとぎゅとにぎって、ノリをまいたおにぎりの絵なんて、まるで本物のよう!!イラストだけでも、ぜひ見てみてください。
おにぎりの作り方もわかるので、読み終わったあとには、きっとおにぎりを作って食べたくなりますよ♪
食育におすすめ絵本 4歳
サラダだいすき /梅津ちお 作・絵
手を包丁の形にして、リズムよく、キャベツを、とんとんとん。トマトをとんとんとん。とマネっこしてみましょう。最後は、おいそうなサラダができあがります。
お料理のお手伝いをしたがる子に、とくにおすすめの1冊です♪
食育におすすめ絵本 5歳
やさいのおなか /きうち かつ 作・絵
白黒のふしぎな形、これなあに? ページをめくると「あ!かぼちゃだ!」と分かります。
白黒の野菜の断面図でクイズをだし、次のページでカラーの野菜が答えでのっています。
年齢問わず楽しめるので小学校のクラスで読んでもOK。きっとみんなクイズに身を乗り出すことまちがいなし。
特に34ページ目のクイズは「なにこれ~!?」と思うようなふしぎな形です!(答えは…サラダにもよくはいるアレです♪)
大人も一緒に楽しめる絵本ですよ。
食育におすすめ絵本6歳
たべもの なにからできている?/and EIGHT 作
普段よく食べている身近な食べ物は、なにからできているのかな?
パンや豆腐、ソフトクリーム、ウィンナーなど。「なにからできていて」「どうやって作るのか」めくる仕掛けでわかる楽しい食育の絵本です。
ちくわは何からできていると思う?など、子どもに聞いてみてクイズのように当てっこしても、楽しめると思います。
食育におすすめ絵本 小学校低学年
やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち/なかやみわ 作
かわいいイラストで大人気の絵本作家なかやみわさんの作品です。
野菜の子どもたちが、立派な野菜になるために、野菜学校に通うというかわいいお話です。少し長いお話も聞けるようになってきた低学年の子におすすめ。
とうもろこしちゃんや、ピーマンくん、きゃべつくんなど、シリーズもおすすめ。我が家の子どもたちも、繰り返し何度も読んだお気に入りの1冊です!
食育におすすめ絵本 小学校中学年
いのちのたべもの /中川ひろたか 文 加藤休ミ 絵
夕食の寄せ鍋から「いのち」ある食べ物について教えてくれる、中川ひろたかさんの作品。
人はみんな、肉・魚・野菜・豆腐などの加工食品まで加えて考えると、本当にたくさんの命ある食べ物に支えられて生きています。
食育絵本なので、きちんと文章で説明しているけど長すぎなくて分かりやすいです。加藤さんのイラストの寄せ鍋が、また美味しそう~^^ 是非お手にとって読んでみてください♪
スナック菓子の添加物についても、はっきり言及しているところはさすが食育の絵本!といった感じです。
食育におすすめ絵本 小学校高学年
栄養素キャラクター図鑑
「栄養素ってなに?」「どういうはたらきがあるの?」「足りないとどうなるの?」ユニークな栄養素キャラクターたちが登場して、わかりやすく教えてくれる本です。
丈夫な体をつくるためには、栄養素が大切であり、好きなものばかり食べてはダメだということが分かりやすく伝わります。
はじめて栄養素を学ぶ子どもにおすすめの1冊です!
筋肉ムキムキのマッチョな「タンパク質くん」や、つるつるプルンの「脂質ちゃん」、食物繊維コンビは「ガチャ〇ン」と「ムッ〇」にそっくり?だったり、印象に残るキャラクターたちで面白いです♪
いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 /坂本義喜 原案 内田美智子 作
この絵本は、実際に食肉センターで働いた人の体験をもとに描かれました。
切ない話ですが、食べ物を口にすることの意味をしっかりと教えてくれる食育の絵本で、「いただきます」という言葉を深く考えさせられます。
また、食産業にたずさわる多くの人たちのおかげで、わたしたちはスーパーでお肉を買うことができるという事実を知ることもできます。
その他:食育のおすすめ動画(小学校高学年向け)
食育の絵本と合わせて、わかりやすいアニメーション動画もおすすめです。以下、おすすめの食育動画をご紹介します。
「カレーから日本を考える。」/ ニッポンフードシフト
皆が大好きなカレーの材料から、日本の「食料自給率」について学ぶことができます。
日本の「食」をめぐる課題について考える題材としておすすめです。
食育教材(小学校高学年向け)/JA北海道中央
日本の「食料自給率」「食品ロス」についてアニメーションでわかりやすく解説されています。
小学校高学年向けの教材です。
まとめ:食育の絵本や動画で、「食」について考えるきっかけをつくろう
食育の絵本を読み聞かせすることで、「食べることの楽しさ」「食べ物の栄養素の大切さ」「食べ物への感謝」を伝えていくことができます。
小学校高学年には、日本の食をめぐる課題「食料自給率」「食品ロス」についても考えるきっかけをつくりたいですね。
ぜひ、親子で・学校で子どもたちに「食」について考えるきっかけをつくり、家での食卓や学校の給食のときにも話題にしてみてくださいね。