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教員の皆様、いつもお疲れ様です。
あゆみ、進んでいますか?
クラス全員分の「通知表(あゆみ)」を作成するのは、多大な時間と労力がかかる本当に大変な仕事ですよね。
今回の記事では特別支援学級の国語の『通知表の所見の例文30選』を紹介します。
「少しでも先生たちの負担が軽くなれば…」と思って、記事を執筆しました。あなたの通知表の所見作成のヒントになりましたら、幸いです。
通知表の所見例文「話す・聞く」
- お友達が発表している時は手を止めて、姿勢よく話す人の方を向いて聞くことができます。
- 個別に声かけをすることで、教師の話を集中して聞く姿勢が身に付いてきました。
- 全体指導では、絵カードを見せて説明することで、話の内容の理解がよりスムーズになりました。
- 話を聞きながら知らない言葉がでてくると「それは何?どういうこと?」とよく質問してきます。一つ一つ言葉の意味を確かめながら聞くので、話の内容をとても理解しています。
- 自信をもって発表することができるようになり、●●さんのすばらしい成長が見られました。
- 「理由は2つあります」と、根拠をもとに筋道をたてて発表することができる力はさすがです。
- 言葉遣いに気を付けて丁寧に話すことができるので、みんなのよいお手本になっています。
- みんなの前で話をするときの表情にゆとりがでてきて、●●さんの自信が感じられるようになりました。
- 話すことはまだ緊張して声が小さくなるので、繰り返し取り組むことで自信をつけていけるよう指導していきます。
- 宿泊学習の思い出を発表しました。発表の手順カードをヒントに、「いつ」「どこで」「なにを」「どうした」など経験したことを順序だてて、自分なりの言葉で文章にまとめて、発表することができました。また、写真を使うことで、そのときの自分の気持ちも思い出しながら話し、発表の内容に深みが出て話すことができました。
通知表の所見例文「書く」
- 『はじめ・なか・おわり』に分けて、がんばったことを思い出しながら作文を書くことができました。事柄だけでなく、自分の気持ちをいれることで、深みのある文章が書けるようになってきました。
- くっつきの「は」と「わ」くっつきの「へ」と「え」くっつきの「を」と「お」を文の中での使い分け、適切な助詞を選ぶこともできるようになりました。
- 毎日、漢字の練習をコツコツ粘り強く取り組んでいたので、教科書にでてきた漢字はすべて読み書きができました。
- 作文の中でも、習った漢字を積極的に使うことを心がける姿勢が素晴らしかったです。
- まだ誤字・脱字が多いですが、丁寧にじっくり取り組めば、自分で気が付いて直すことができます。
- 間違えても粘り強く取り組める、がんばりやの●●さんです。
- マス目の中の十字リーダー(点線)によく注目しながら書いているので、ちょうどよい大きさでバランスよく、ひらがなを書くことができています。
- 「だんご」を「だご」や「だごん」と書くなどの間違いは見られますが、一文字ずつ書けるひらがなは確実に増えてきています。
- 繰り返し取り組むことで、着実に漢字の読み書きが身に付いているので、この調子でがんばってほしいと思います。
- 声に出して読み上げながら、一つ一つの漢字を丁寧に覚える努力家の●●さんです。
通知表の所見例文「読む」
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- 音読は早口になってしまうことが多いですが、声かけをすることで、適切な早さで読むことを意識できるようになってきました。
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- 物語の音読は範読して聞かせると、区切り方や抑揚が分かり、正しく読むことができます。
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- 友達と順番に丸読みをする時は、こちらが声かけをしなくても、自分の番がくるとタイミングよく読むことができました。他の友達が読んでいる箇所をしっかりと聞くことができているからだと思います。読む時の声にも張りがあって、自信に満ちていました。
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- 何度か練習すると、耳で聞いている言葉と文字を結びつけることができます。読むことはまだ支援が必要ですが、簡単な詩であれば、ほぼ一人で読むことができました。
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- 特に『早口言葉』が気に入っていて、休み時間でもお友達と楽しく練習している姿が見られました。回数を重ねるごとにスムーズに読むことができるようになり、「かえるぴょこぴょこ」の早口言葉を間違えずに言えた時は、クラスから拍手が沸きおこりました。
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- ●●さんは、音読を正しく読もうという意識が常にあります。一文字一文字を見落とすことのないように、ゆっくり丁寧に読むことができました。
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- リズムにのって、大きな声で読むことを意識してカタカナの本の音読をしました。授業中だけでなく、日々の音読練習もよくがんばっていたので、リズムに乗って、大きな声で読むことができました。
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- 最初の言葉がなかなか出てきませんが、読もうという気持ちが出てきて、始めのきっかけがつかめるとすぐに読み始めることができます。間違えずに読むことができる●●さんなので、やればできるという自信がつくように指導していきたいと思います。
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- 『スイミー』では、「スイミー怒っているみたい」「まぐろがびっくりしているね」など呟きが多く、文章や挿絵からたくさんのことを読み取ることができました。登場人物の気持ちを読み取る力がとても豊かです。また、スイミーがひとりぼっちになってしまった場面や、大きな魚のフリをする場面では、登場人物の感情を込めて読むことができました。
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- 物語文の学習に対する意欲が旺盛です。教師の発問に対して積極的に挙手をして、自分の考えや意見を発表する姿勢がすばらしかったです。文章の読み取りや理解力があるので、このまま学習を重ねていけば、より一層伸びていくでしょう。
通知表の所見に役立つ!おすすめ書籍の紹介
「通知表の所見を書こうとすると、手が止まってしまう…」という悩みがある方には、所見文例集の書籍もおすすめです。
以下、おすすめ書籍を紹介していきます。
特別支援教育における3観点の「学習評価」通知表の文例集と記入例
新学習指導要領にともなう3観点の「評価」文例集です。小中高すべての各教科・段階別にのっていてかなり参考になります!
文例も具体的でわかりやすく、たくさん載っているので、とっても役立って助かりますよ。
「特別支援学級の担任がはじめて」「所見に何を書いたらいいのかわからない…」という悩みがある方には、間違いなく大活躍するおすすめの1冊です^^
「どの子も輝く!通知表の書き方&所見文例集」シリーズ
こちらも新学習指導要領に対応。低学年・中学年・高学年とシリーズがあり、文例がたくさん載っていて、とても参考になるお役立ち良書です。
文例をもとにして、所見をかく子どもをイメージしながら、自分なりの言葉や言い回しにして書くと確実な所見に仕上がります^^
▼小学校【低学年】用▼
▼小学校【中学年】用▼
▼小学校【高学年】用▼
一人ひとりに書く所見は、時間がかかって、とっても大変ですよね。
所見の文例集があれば、かなり助かります。すでに持っている先生方も多いことでしょう。
気になる書籍があれば、本屋さんで探してみてくださいね。^^
本屋さんに行く時間がない方は、すぐに手に入るネット購入がおすすめです!
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