道徳の通知表の所見!すらすら書ける文例集|小学校 編

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道徳の通知表の所見は、文例集を参考にしましょう。

道徳の所見って何をどう書いたらいいの?低学年・中学年・高学年の道徳の所見を書くのに悩んでいる方に向けて、文例集を紹介します。道徳の所見が進まない…という方は文例を参考に書いてみましょう。

道徳の所見は何を書いたらいいんだろう?

道徳の所見の文例を教えてほしいです。

以上のようなお悩みがある先生は、多いのではないでしょうか?

子どもたちが心豊かな人間として成長し、幸せな社会を築いていくために、道徳の学習はとても大切ですよね。

ですが、道徳は人々の思いやりや判断に関わるもので、それを単純な点数で評価するのは難しいです。

なので、国語や算数とちがって「所見をどう書いたらいいんだろう…」と悩んでしまいます。

そこで今回は、道徳の所見の文例集をご紹介します。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

道徳の所見を書くにあたり、まずは道徳科の評価について確認しておきましょう。

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道徳の所見文例:評価について

道徳の所見を書くうえで、まずは学習指導要領に定められている【道徳の評価の意義】【内容】を確認しましょう。

道徳の所見文例:評価の意義

道徳の評価の意義は、学習指導要領 第1章総則の第1の2の(2)に以下のように示されています。

児童の学習状況や道徳性に係る成長の様子を継続的に把握し,指導に生かすよう努める必要がある。ただし,数値などによる評価は行わないものとする

引用:学習指導要領「第3章 特別の教科 道徳」の「第3 指導計画の作成と内容の取扱い」の4
たかちゃん先生
たかちゃん先生

道徳は子どもの人格全体にかかわるものであり、数値などで不用意に評価してはならない、ということです。

また、他の子どもとの比較による評価ではなく,その子自身がいかに成長したかを評価します。

その子の成長を認めて,励ましてあげる【個人内評価】として所見を書くことがポイントです。

道徳の所見文例:評価の内容

道徳の内容は、低学年・中学年・高学年ともに、以下の「4つの視点」が定められています。

A 主として自分自身に関すること

B 主として人とのかかわりに関すること

C 主として集団や社会との関わりに関すること

D 主として生命や自然,崇高なものとの関わりに関すること

引用:学習指導要領解説 特別の教科 道徳編 第3章 道徳科の内容(2)4つの視点

道徳は、この「4つの視点」の内容を授業で指導していくことになっています。

なので、道徳の評価内容もこの「4つの視点」の内容をふまえて評価していくと、学習指導要領にそった所見を書くことができます。

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道徳の所見文例 

以下は、道徳の所見文例です。

道徳の所見文例 A.主として自分自身に関すること

・落ちているゴミを見つけたら、自分から拾ってゴミ箱に捨てていました。自分や周りが気持ちよく生活できるきれいな環境を大切にしようとする態度が立派です。

・宿題で間違った問題に気が付いたとき、自分で直したり、先生に相談する勇気を持っています。自分の誤りを正直に受け入れ、改善する態度が立派です。

・うそをついたり、ごまかしたりすることなく、いつも正直で素直な●●さんです。

・給食を好き嫌いすることなく、バランスよく食べることができます。また、食べ物を大切にし、残さず食べることができる食事のマナーを持っています。

・自分の教科書やノートを整理し、使い終わったら道具を片付けることができます。身の回りを整理整頓することに気を配り、自分の持ち物を大切にする意識が身に付いています。

・絵を描くことや歌うことが得意で、おたのしみ会では堂々とクラスの前で発表することができました。自分の才能や特技を活かし、周りの人を笑顔にしてくれました。

・係や当番の仕事が好きで、積極的に取り組む姿が見られました。自分のやるべき仕事を友達と協力してやり遂げることができるので、今後も続けてほしいです。

道徳の所見文例 B.主として他の人とのかかわりに関すること

・お友達が悲しんでいるときに、優しく声をかけたり、励ましの言葉をかけたりすることができます。思いやりのある行動がとれる●●さんは、お友達からも信頼されています。

・元気に「おはようございます!」と声を出すことや、笑顔でクラスメイトや先生に挨拶をすることができます。周りの人々とのつながりを大切にし、明るい雰囲気を作ることができます。

・地域ボランティアの方に、お礼のお手紙や絵をかいて渡していました。日頃お世話になっていることへの感謝の気持ちをもっています。

・学校探検のとき、給食室では調理員さんに「●●がおいしかったです」と感謝の言葉かけをしていました。

・休み時間の外遊びでお友達と意見が分かれたとき、相手の意見を尊重し協力的な態度で関わることができます。お友達との関係もよいです。

・言葉遣いに気を付けて明るく接することができます。先生だけでなくお友達と話すときにも、やさしく丁寧な言葉遣いを心掛けることができます。

道徳の所見文例 C.主として集団や社会とのかかわりに関すること

・友達から借りた物は、忘れずにきちんと返して「ありがとう」と感謝の言葉を伝えられます。思いやりの気持ちを持ちながら、相手や物を大切にする気持ちも伝わってきます。

・約束をしたら忘れることがなくきちんと守るので、お友達からも信頼されています。お友達と一緒に楽しい時間を過ごしている●●さんは、とても生き生きとしています。

・教室や図書室においてある本を丁寧に扱い、乱れている本棚をきれいに整頓していました。みんなが使う物を大切にする意識を持っています。

・男女隔たり無く、みんなと仲良く遊ぶことができます。自分の好きな遊びだけにこだわらず、友達の提案にも積極的に参加し、新しい遊びを楽しむ姿勢を見せています。

・「夕ご飯を食べ終わったら、自分で食器を台所にもっていくよ」と、お家でのお手伝いの話をしてくれました。自分が手伝うことで、家族の役にたつことの喜びを知っています。

・夏祭りの準備では、お友達と協力して取り組む姿勢が見られました。射的の的の形を工夫するなど、みんなが楽しくなるようなアイディアを出し、自分から積極的に関わろうとする姿勢が素晴らしいです。

・地元でとれた野菜を使った給食は特に「おいしいね!」と味わって食べていました。郷土への愛着を深めています。

道徳の所見文例 D.主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること

・小さな昆虫に興味があり、捕まえた昆虫は虫かごの中で大切に育てていました。小さな命を大切にする気持ちが伝わってきます。

・クラスで飼っているメダカの水槽を毎日見ていました。「おなか空いてないかな」とメダカの様子を気にしてくれる、やさしい心をもっている●●さんです。

・公園で見つけたカラスノエンドウをつかって、お料理ごっこを楽しんでいました。自然とのふれあいを通じて、自然のすばらしさを感じながら優しい心を育んでいます。

・音楽会で6年生の合唱を聴いたとき、調和のとれた歌声や響きに「すごい上手だった!」と感動していました。音楽の美しさを感じ取れています。

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道徳の所見に役立つ!おすすめ書籍の紹介

道徳の所見は文例集を参考にすると、すらすら書けます!

「所見を書きたいのに、どうしても手が止まってしまう…」

「全員分の所見を書くのが本当に大変!」

という方は、道徳の所見は文例集の書籍があると、すらすら書くヒントがたくさんあります。

以下は、道徳の所見に役立つおすすめ書籍です。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

所見の文例集はとても便利なので、各教科それぞれ1冊はもっておくといいですよ!

「特別の教科 道徳」の評価 通知表所見の書き方&文例集

こちらは、「道徳の所見を書くのがとても楽になる!」と評判の1冊です。低学年・中学年・高学年のシリーズがあります。

たくさんの文例がのっているのが魅力なので、多くの子どもたちに対して当てはまる文例が見つかると思います^^

▼道徳の所見 小学校低学年用▼ 

▼道徳の所見 小学校中学年用▼

▼道徳の所見 小学校高学年用▼

一人ひとりに所見を書くのは時間がかかって大変ですが、所見文例集があるとスラスラ書くことができるので1冊は持っておくといいですよ。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

気になる書籍があれば、本屋さんへ Let’s Go! 

本屋さんに行く時間がない方は、Amazonや楽天などのネットでサクッと購入するのがおすすめです♪

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まとめ:文例を参考に、すばらしい道徳の所見を書きましょう

道徳は人々の思いやりや判断に関わるもので、それを単純な点数で評価するのは難しいです。

道徳の学習は、正解や間違いではなく、子どもたちがどれだけ倫理的な考え方や行動を身につけるかを大切にしています。

なので、道徳の学習では、子どもたち1人ひとりの態度や行動、思考過程を見て総合的に評価しましょう。

先生は授業や話し合い、作品を通じて、子どもの道徳的な成長や発達を見守り、子どもたちが良い方向に成長できるように導いてあげましょう。

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