ふわふわ言葉・ちくちく言葉 教材を使って特別支援学級で教えるSSTトレーニング

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ふわふわ言葉・ちくちく言葉 教材を使って特別支援学級で教えるSSTトレーニング

今回は『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』について学ぶ、SST(ソーシャルスキルトレーニング)です。学習プリント教材付きですので、ご自由にお使いください。

≪今回の学習プリント≫

『ふわふわ言葉・ちくちく言葉』学習プリント教材

学習プリントのダウンロード

 

 

≪言葉≫は、相手の気持ちを優しく包み込む≪毛布≫にもなれば、相手の気持ちを傷つける≪トゲ≫にもなります。

そんな人に影響を与える《言葉のもつ力(ちから)》について学習するSST(ソーシャルスキルトレーニング)の指導方法を解説していきます。

特別支援学級だけでなく、低学年の子どもたちにも向いているSST(ソーシャルスキルトレーニング)です。学習プリント教材つきですので、是非ご活用ください。

それでは、いってみましょう。

「レッツ、スタディーSST!」

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SST①.今回のSSTテーマ ふわふわ言葉 ちくちく言葉 を教示する。

まずはじめに、今回のSST(ソーシャルスキルトレーニング)のテーマを説明します。

今日は、『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』について学習します。言葉は、相手をうれしい気持ちにさせる言葉もあれば、いやな気持ちにさせてしまう言葉があります。それが『ふわふわ言葉』と『チクチク言葉』です。今日はその『ふわふわ言葉』と『チクチク言葉』について勉強していきます。」
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SST②.ふわふわ言葉 ちくちく言葉 の場面をモデリングで示す。

一例として、今回は休み時間に友達とサッカーをして遊んでいる場面をモデリングで示してみるとしましょう。仮として【けんじくん】と【やすおくん】とします。

ちなみに、余談ですが、私がモデリングをする時にはいつも小道具の「カチンコ」を使っていました。先生も気分があがるし、子どもたちも盛り上がりました(#^^#)


 

 

A先生とB先生で、ボールをけってパスする【けんじくん】と、ボールを空振りしてしまう【やすおくん】の役を決めて演じます。

そして、子どもたちに考えてもらう言葉は

『へただなー!』ドンマイ!』

の2つの言葉についてです。

まず『へただなー!』の場面を、A先生とB先生でモデリングします。

A先生(けんじくん):「やすおくん、ボールけるよー!(ボールをける)」
B先生(やすおくん):「あー-(空振りする)」
A先生(けんじくん):「もぉー!へただなー!
B先生(やすおくん):「えー?(いやそうな顔をする)」
A先生:「はい、ここまで。」

モデリングを見た子どもたちに、【やすおくん】がどんな気持ちか考えてもらいます。

≪予想される子どもの答え≫
「へただなって言われていやだ」「かなしい気持ち」「けんじくんは口が悪い」…など。

 

つぎに、『ドンマイ!』の場面をモデリングします。

A先生(けんじくん):「やすおくん、ボールけるよー!(ボールをける)」
B先生(やすおくん):「あー-(空振りする)」
A先生(けんじくん):「ドンマーイ!
B先生(やすおくん):「ごめんごめん、もう1回やろう!ボールとってくるね(など、アドリブでOK)」
A先生:「はい、ここまで。」

モデリングを見てどう思ったか。子どもたちに、【やすおくん】はどんな気持ちになったかを考えてもらいます。

≪予想される子どもの答え≫
「ほっとした」「次はがんばろう!」「けんじくんはやさしい」…など。

 

学習プリント>>>>『ふわふわ・ちくちく言葉』学習プリント

 

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SST③.ふわふわ言葉 ちくちく言葉 の言葉の概念を示す

モデリングを示したら、『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』の言葉の概念を説明しましょう。

”概念”という言葉は、特別支援学級でなくても子どもには少しむずかしいですね。

こういう言葉は『ちくちく言葉』で、こういう言葉は『ふわふわ言葉』だよ。と説明するといいでしょう。たとえば、こんな風に。

「へただな」と言われたら、いやな気持ちになります。心がチクチクするのでこれは『ちくちく言葉』です。
「ドンマイ!」と言われたら、心がふわっと優しい気持ちになります。これを『ふわふわ言葉』と言います。

 

それから「”ふわふわ”しているものって、何があるかな?」と子どもに問いかけてみてもいいですね。

・わたあめ
・雲
・ぬいぐるみ
・布団
・毛布

など、ふわふわしているものって色々ありますね。

子どもたちの答えを聞いて、みんなで共有するといいでしょう。

 

同じように「”ちくちく”しているもの」についても問いかけてみましょう。

・サボテン
・バラのトゲ
・針
・ハリネズミ

などがありますね。子どもたちから出た答えをみんなで共有しましょう。

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SST④.ふわふわ言葉 ちくちく言葉 を使ってロールプレイングする。

さっき先生たちがモデリングした場面を、実際に子どもたちがロールプレイング(役割を演じる)します。役割を交代して、どちらの立場も行います。

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SST⑤.ふわふわ言葉 ちくちく言葉 ほかにはどんな言葉がある?

『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』は、ほかにもどんな言葉があるか、問いかけてみましょう。

子どもたちから、たくさん出てくると思うので、たくさん書き出しましょう。

『ふわふわ言葉』の具体例は、ふわふわ言葉の一覧・ランキングまとめの記事でくわしく紹介しています。

▼ふわふわ言葉おすすめのゲームや絵本も紹介していますので是非ご覧ください▼

 

『ちくちく言葉』の具体的な例は、ちくちく言葉の一覧・ランキングまとめの記事でくわしく紹介しています。

▼こちらも学習の指導に役立つと思うので、ぜひご覧ください▼

 

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SST⑥.ゲームで実践!SSTスキルの般化をはかる。

学んだスキルが、トレーニング以外でも使えるようにするために、ゲームで実践しましょう。

簡単なゲームや遊びなら何でもいいですが、約束が1つだけあります。

『ふわふわ言葉』を言う『ちくちく言葉』をなるべく言わないこと。

 

実際に状況に応じた、ふさわしい行動を実践することで、SSTスキルの般化がうながされるように根気よく取り組んでいきましょう。

 

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最後に

子どもたちからあがった『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』は

私は大きめの色画用紙に書いて、学習がおわった後に教室のうしろに掲示していました。

そうすると、あとで子どもたちが

「〇〇さんが、ありがとうって言って、ふわふわ言葉いってくれた!」「ばかは、ちくちく言葉だからいけないんだよ!」

と、教えにきてくれたりしました。

みんなが『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』を確認できる教材として掲示するといいですよ。

授業で実践する際の参考になりましたら、幸いです。

 

 

≪今回の学習プリント≫

『ふわふわ言葉・ちくちく言葉』学習プリント教材

学習プリントのダウンロード

 

▼ふわふわ言葉の一覧・ランキングまとめ▼

 

 

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