発達障害におすすめの絵本10冊|特別支援学級10年担任の私が厳選!

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  • 何度伝えても、なかなか伝わらない…。
  • どうしてこの子には、伝わらないんだろう…。
  • 癇癪やこだわりが強いのが悩み…。
  • この子に合う関わり方が知りたい。

こんな毎日に、少し疲れていませんか?

発達障害のある子にとって、「言葉だけで理解すること」は簡単ではありません。
だからこそ、やさしく伝えられる「絵本」が大きな助けになります。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

私が特別支援学級で授業をする際には、いつも導入に絵本の読み聞かせをしていました。

たくさん読み聞かせをしてきた中で、
「この絵本で変わった」と感じた瞬間が何度もありました。
子どもたちの成長が、ぐっと伸びた絵本を紹介します。

ご家庭での読み聞かせはもちろん、
特別支援学級や療育の現場でも取り入れやすい内容なので、ぜひ最後までごゆっくりご覧ください。

この記事を書いた人

たかちゃん先生

教材研究が大好きな人

  • 東京の元小学校教員(特別支援学級・10年)
  • 多くの発達障害の子どもたちの学習を指導
  • 教材研究・学習プリント作成が趣味
  • 子どもの学習に役立つ学習プリントやタブレット教材をブログで紹介
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発達障害の子におすすめ絵本の選び方のポイント3つ

ポイント① シンプルな文や絵で、分かりやすいストーリー

子どもの発達段階にもよりますが、文章が長くて複雑でむずかしい内容だと

「よくわからないから、もういいや…」と、子どもが絵本を見てくれないことありますよね。

なので基本的には、シンプルな文や絵で、分かりやすいストーリーの絵本が最適。

特に、目で見て理解するのが得意な子にとっては、
絵本の挿絵は、ただの補足ではなく「理解のメイン」になるもの。

文章だけで伝えるよりも、絵を見ながらだと「そういうことか」とスッと入りやすいです。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

シンプルな絵本だと、大人が「これは○○だね」と補足したりして、子どもに柔軟な関わり方ができるのでいいですよ。

ポイント② くりかえしの展開を楽しめるもの

発達障害の子におすすめの絵本選び2つ目のポイントは、「くりかえしの展開を楽しめるもの」です。

発達障害の子にとって、同じ言葉や同じ流れが出てくる絵本は、

「次こうなるな」と予想ができるから安心できるし、何回も出てくることで自然と覚えやすくなります。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

私の学級でも、実際に読み聞かせをすると、そういう絵本は
「もう一回読んで!」と、子どもたちによく言われていました。

また、同じ流れでもちょっとだけ違うところがある絵本だと、

「あれ?さっきと違うね」と気づくきっかけにもなり、注意して見る力も少しずつ育っていきます。

ポイント③ 登場人物の気持ちを考えることができるもの

3つ目のポイントは、「登場人物の気持ちを考えるタイプの絵本」です。

人の気持ちを想像するのが苦手だったり、自分の気持ちを言葉にするのが難しい子でも、

絵本だと「表情+場面+言葉」で一緒に学べるから、すごく分かりやすいです。

また、ストーリーがあるから

「どうしてこうなったのか」とか「このあとどうなるのか」

という流れもつかみやすく、気持ちの変化や、落ち着き方もイメージしやすいです。

読むときは、「この子どんな気持ちかな?」って一言声をかけてあげるだけでも、理解がぐっと深まります。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

絵本が「人の気持ちの練習」ができるツールとなるので、

発達障害の子にとってはすごく相性のいい学び方です。

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【目的別】発達障害におすすめ絵本10冊を紹介!

【言葉(語彙)がなかなか増えない子に】

あっちゃんあがつく たべものあいうえお」/さいとうしのぶ 作

食べ物の名前がどんどん出てくるので、「こんな名前があるんだ」「これ知ってる!」と、自然に語彙が増えていく絵本です。

「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」。

最初のページを見ると、「かわいい!」「おいしそう!」と思わず声に出てしまいます。

「いっちゃん いがつく いちごじゃむ」なんて、パンがいちごじゃむ塗られて喜んじゃっていて可愛い。

とにかくユーモアたっぷりの食べ物キャラクターたちが可愛いうえに、ひらがな学習の土台にもなる、おすすめの一冊です。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

「あ」から「ん」まで、濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場します。

【ワーキングメモリーが弱い子に】

「しりとりしましょ!たべものあいうえお」/さいとうしのぶ 作

「あっちゃんあがつく」絵本と同じ作者、さいとうしのぶさんの絵本です。

こちらも、かわいい食べ物キャラクターたちが登場して、「あ」からしりとりが始まります。

遊びながら「記憶+言葉のトレーニング」ができるので、ワーキングメモリーを鍛えたい子におすすめの一冊です。

とはいえ、とにかく単純にイラストがユーモアたっぷりで可愛すぎるので、私は大好きです。

特に好きなのは「ずわいがに」「にぼし」「かつお」「おこぜ」が銭湯に入っている場面。なんか、おいしいお出汁が出てそうで、たまりません…!

たかちゃん先生
たかちゃん先生

この絵本のおかげで、クラスに「しりとり名人」が何人もうまれました♪

【かんしゃく・イライラしやすい子に】

いらいら ばいばい 3歳からの感情マネジメント絵本」/つむぱぱ 作・絵

怒ると止められなくなっちゃうかいじゅうの子が、ある女の子と出会って、そこで少しずつ気持ちを落ち着ける方法を教えてもらうお話です。

小さい子でもすぐにできるような、やさしいアンガーコントロールのコツが、ストーリーの中で自然に学べる内容になっています。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

「ゆっくり息をする」「ぴょんぴょん体を動かす」「6まで数えてみる」みたいに、すぐに試せる方法が、イラストと一緒にやさしく紹介されていて、とっても分かりやすいですよ。

【「ダメ」と注意されることが多い子に】

だめよ、デイビッド!」/デイビッド・シャノン 作、小川仁央 訳

「だめよ、デイビッド!」

「だめっていっているでしょ!」

デイビッドが何かしでかすごとに、ママの怒った声がひびきます。

あぁ、お母さんって大変だな~。本当に気苦労の連続ですよね…。

でもやっぱり我が子なんです。可愛くて愛しているんですよね。

この絵本は「ダメなことを教える本」というより「怒られても大丈夫」「自分は嫌われているわけじゃない」と安心感(愛着)につなげる絵本だと思います。

叱られることが多くて自信をなくしやすい子ほど、最後のあのシーンがすごく心に残ると思いますよ。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

新学期、新しいクラスの最初の授業で、私が読み聞かせする絵本No.1です。

【人との関わりが苦手な子に】

「どうぞのいす」/香山 美子 作、柿本 幸造 絵

うさぎさんが作った「どうぞのいす」に食べ物を置いておくと、通りかかった動物たちが「どうぞ」と受け取って、代わりに別のものを置いていく…という、やさしさがつながっていくストーリーです。

「もらう⇒お返しする」というシンプルな流れで「やさしさのやり取り」を自然と学ぶことができます。

「これ食べちゃっていいのかな?」
「次の人のために残そう」

そんな視点が自然に出てくるので、相手の気持ちを考える練習にもつながります。

たかちゃん先生
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人との関わりがちょっと苦手な子にも、自然とやりとりの心地よさを感じられる一冊です。

「だるまさんシリーズ」/かがくい ひろし 作

この絵本は「だ・る・ま・さ・ん・が…」のリズムで一緒に楽しめるので

・目を合わせる
・タイミングを合わせる

と、自然とやりとりが生まれやすいです。

人と関わるのがちょっと苦手な子でも、「一緒に楽しい」を体験できるので、人との関わりの土台(ソーシャルスキル)になります。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

おすすめは、ジェスチャーつきで読み聞かせをすること。

子どもたちがゲラゲラ笑ってくれるので、「一緒に楽しい」を体験できますよ。

【想像力・イメージ力が弱い子に】

ぽんたのじどうはんばいき」/加藤ますみ 作、水野二郎 絵

葉っぱを入れると欲しいものが出てくる、不思議な自動販売機のお話ですが、

「ぽぽんのぽぽんで すぽぽんのぽん!」というフレーズがとにかく楽しいのが、この絵本。

くり返しのリズムがあるから見通しが立ちやすく、安心して子どもが参加しやすいですよ。

まねするだけでもやりとりに入れるし、「自分なら何にする?」と自然に考えたり言葉にするきっかけにもなります。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

読み聞かせをしていたとき、最後のシーンで、子どもたちが「ぽんた、出ちゃいなよ!」と声をかけていて、思わずクスっとしました。

自分の気持ちを自然に言葉にできていたのが、すごくいいなと感じました。

感情を言葉にするのが苦手な子でも、「楽しい」「びっくりした」を一緒に感じて共有できる、そんなきっかけを作ってくれる一冊です。

【集中が続きにくい子に】

へんしんシリーズ」/あきやまただし 作・絵

あきやまただしさんの絵本「へんしんシリーズ」は、繰り返していると違う言葉になってしまうという言葉遊びの本。

へんしんトンネル、へんしんマラソン、へんしんおんせん等、シリーズがたくさんあって楽しめます。

集中が続きにくい子でも引き込まれやすいのが、この絵本のいいところ。

テンポよく進むし、言葉がどんどん変わっていくから、「次どうなるんだろう?」と自然と気になってきます。

ただ聞くだけじゃなくて、一緒に言いたくなったり、変化を楽しめたりするから、気づいたら最後まで見ていられます。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

集中が続きやすい&ことば遊びで音の変化を体感できる絵本です!

途中で飽きやすい子でも、ちょっとした変化とワクワクがあると集中が続きやすいから、無理なく関われる絵本ですよ。

【勝ち負けのこだわりが強い子に】

かってもまけてもいいんだよ」/オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ作絵、垣内磯子 訳

勝ち負けに強くこだわってしまって、負けると切り替えが難しいお子さん、いますよね。

負けたくない気持ちは大切だけど、それでお友だちと遊べなくなるのはやっぱりさみしいものです。

この絵本は、「勝つこと」よりも一緒に楽しむことの大切さをやさしく教えてくれる一冊。ガストンの姿を通して、「負けても大丈夫」と少しずつ感じられるようになります。

少し文章が長く感じるところもありますが、その分、気持ちの流れが丁寧に描かれていて理解しやすいのも魅力です。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

勝ち負けにとらわれず、楽しく過ごせるきっかけになる一冊だと思います。

【ルールや社会的マナーがわかりにくい子に】

「ごめんやさい」/わたなべあや 作

「いれてくやさーい」/わたなべあや 作

や・」/わたなべあや 作

わたなべあやさんの「ごめんやさい」「いれてくやさーい」「も・や・し~」のシリーズは、かわいいお野菜たちが登場して、楽しくソーシャルスキルを学べる絵本です。

やさしい絵柄と表情豊かなキャラクターで、子どもも自然と引き込まれるのが魅力!

「ごめんなさい」を伝える場面や、「いれてください」と声をかけるとき、公共の場で静かにする「も・や・し~」など、日常でよくあるやりとりが、まるで魔法の合言葉みたいに楽しく覚えられるのがいいところです。

発達障害の子の中には、ルールや社会的なやりとりがわかりにくい子も多いですが、こういう絵本なら「注意される」形じゃなくて、「楽しい経験」として身につけられるのがすごくいいですね。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

無理なく、くり返しの中で覚えていけるから、ソーシャルスキルの土台づくりにぴったりのシリーズ。個人的にも大好きな絵本です♪

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絵本は、発達障害の子に効果的!たくさん読み聞かせをしよう

絵本って、ただ読むだけじゃなくて
気持ちの練習ができるツールなんですよね。

登場人物の気持ちを一緒に考えたり、言葉をまねしたりする中で、
少しずつ「わかる」「できる」が増えていくのを感じます。

私も、最初は子どもたちにうまく伝えられなかったことが、
絵本をきっかけに言葉にできるようになったりして、
本当にたくさん助けられてきました!

正直ここには紹介しきれないくらい、まだまだおすすめの大好きな絵本がたくさんあります^^

絵本は、子どもと大人の共通の文化です。

ぜひ、子どもに合いそうな1冊を選んで、読み聞かせをしてあげてくださいね。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

私は、絵本に出てきたフレーズは、子どもと過ごす日常生活でよく使っていました。

静かにしてほしいときは「も・や・し~」と言ったり。絵本の効果を実感します。(逆に盛り上がってしまうこともありましたが…笑)

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効果を高めるなら、絵本+α「学習」が最適

「絵本では理解できても、勉強になると止まってしまう」
そんな場面も出てきませんか?

読み聞かせのときは楽しそうにしているのに、
いざひらがなや算数になると急に難しく感じてしまったり、
やる気が続かなかったり…。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

私は授業で何度もそんな場面がありました。

「わかっているはずなのに、どうしてできないんだろう?」と、
少しもどかしく感じることもありますよね。

そんなときは、やはり絵本だけでなく+αの「学習」がおすすめです。

あなたもご存じのとおり、

発達に特性がある子は、「理解のしかたが合うかどうか」で伸び方が大きく変わりますよね。

同じ内容でも、

  • 見て理解するのが得意な子(視覚優位)
  • 聞いて理解するのが得意な子(聴覚優位)
  • くり返しで定着する子

本当にそれぞれ違います。

絵本だけよりも、さらに効果を高めるなら+αで「その子に合った学習」をすることで、子どもの力がぐんと伸びます。

そういう意味で、最近は
発達特性に合わせて学べる教材も増えてきています。

  • 一人ひとりのペースに合わせて進めたり
  • つまづいたところを何度もやり直せたり
  • 「できる形」で学べる工夫がされている

そんな教材が、今とても多いです。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

絵本で育ててきた「理解する力」を、
今度は学習の場面でも活かしていく、
そんな選択肢のひとつとして、取り入れてみるのもいいのかなと感じています。

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絵本の次のステップとして、おすすめの家庭学習

手前味噌ですが、当サイト「たかちゃん先生の特別支援学習プリント」では、発達障害のお子さん向けの学習プリントをいろいろと用意してあります。

特別支援学級の先生や放課後等デイサービス、同じように子育てしている保護者の方にも使っていただいていて、家庭でも取り入れやすい内容になっています。

学習プリントはすべて無料でダウンロード・印刷ができます。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

もしよかったら、おうち学習のひとつとして、気軽にのぞいてみてくださいね。

お金の学習プリントや、ひらがな・文章の読み取りプリントなど、人気の学習プリントが揃っています。

>>【すべて無料】おすすめの国語・算数の学習プリント集はこちら

もう一つ、絵本の次のステップとして、おすすめの家庭学習が【すらら】と【天神】です。

どちらも「発達障害に特化した教材」として人気の高い教材になります。

絵本で育ててきた「ことば」や「理解する力」って、実はすごく大事な土台です。

ただ、それをそのまま学習につなげるのが難しい子も多いので、
こうした教材を使うことで、
「わからない」⇒「わかる」⇒「できる!」へと橋渡ししてあげることができます。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

我が家の息子も、最初は絵本で語彙力を身につけ、今は【すらら】で学力を定着させています。

絵本で言葉をかなり覚えたので、読み聞かせの効果はあったと感じています。

もし家庭学習が少し気になるな、という場合は、
無理のない範囲で一度見てみるのもひとつかなと思います。我が家も無料体験や資料請求から始めました。

無料資料請求・体験はこちらからできます

お子さんに合う方法は本当にそれぞれなので、
いろいろな選択肢の中から、あなたのお子さんにピッタリ合うものを見つけていけると安心だと思いますよ。

たかちゃん先生
たかちゃん先生

あなたのお子さんの力を一緒に伸ばしていきましょう!